何が違う?見た目の似ている「うどん」と「ほうとう」。その差を詳しく教えます。

山梨県名物「ほうとう」と、私の住む町、富士吉田市の名物でもある「うどん」。

パッと見た感じ、どちらも白い麺が、野菜や肉などの具材と一緒に汁に入っている料理です。

全国でよく知られているのは、富士吉田市だけでなく、各地で名物となり、様々な種類が存在する、「うどん」でしょう。

ほうとうなんて、うどんと変わらないでしょ?」なんて思っているそこのあなた。

この記事を見たら、その考えも一変するはずです。

今回は、「ほうとう」と、「うどん」の違いは何か、詳しく教えちゃいます!

1.ほうとうとは?

それでは、ほうとうについて簡単に説明していきます。

山梨県民にとっては身近な食べ物であるほうとう。もちもちの平打ち麺を、主にカボチャやニンジン、きのこなど様々な野菜、肉などを具材として加えた味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。

ほうとうは、麺を作る際に、塩を使いません。

これによって、汁に入れて煮込むと、麺がトロトロもちもちになって、汁に少し溶け込んでいきます。

それがほうとうのおいしいところなんです。

ほうとうは、麺状のもの以外にも、すいとんのような、団子状のものまで幅広く種類があります。

お品書き | 山梨ほうとう専門店とほうとう通販の『歩成』 (funari.jp)より引用
きりと
きりと

うわぁ、とってもおいしそう。

食べてみたいなぁ。博士、どこかいいお店知らない?

博士
博士

ワシのおすすめのお店を教えよう。

こちらじゃ↓

2.うどんとは?(一般的なものから富士吉田名物、吉田のうどんまで)

うどんは、みなさんご存じの通りの、インスタント麵になっていたり、全国チェーン店もあるあれです。

うどんは、麺を作る際に、小麦粉に塩水を混ぜて練った生地を使います。

これが、うどんの特徴の一つでもある、コシを生み出す秘訣です。

そのなかでも、私の住む富士吉田市には、名物として、「吉田のうどん」というものがあります。

そのコシの強さは圧倒的。とっても硬い麺が特徴です。

初めて食べる人は、少しびっくりかもしれません。

この次のトピックにより詳しく、吉田のうどんについて書いていきます。

3.吉田のうどんとは?

富士吉田市名物、「吉田のうどん」。

みなさんの想像するうどんとは、かなりかけ離れていると思います。

画像がこちら↓

吉田のうどんを知り尽くしたマイスターが教える吉田のうどんランキング!|富士吉田 旅の特集|【公式】富士吉田市観光ガイド (fujiyoshida.net)より引用
きりと
きりと

おいしそうだけど、、、

あれ?想像通りのうどんだなあ。

博士
博士

見た目は確かにあまり変わらないな。

それでは、実際に何が違うのか教えよう。

まず、一般的なうどんとの大きな差は、先述したとおり、圧倒的なコシの強さです。

昔、機織りの町として栄えていた富士吉田市で、仕事をする女性に、男性がその強い力で、記事を練り作ったのが、この硬いうどんだったといわれています。

ただ硬いだけでなく、とても癖になります。

次に、しょうゆベースのつゆです。

有名な讃岐うどんなどは、だしをとり、味を調えたつゆが使われていますが、吉田のうどんは違います。

主に醤油がベースになっているつゆが、硬い麺とあって、とってもおいしいんです。

そして、具材です。吉田のうどんは、主に、キャベツと、馬肉がのっています。

馬肉には少し濃いめに味付けがされており、これも硬い麺とよく合うんです。

ぜひ実際に食べてみて、確かめてみてください!

4.結局、ほうとうとうどんの違いって何?

つまり、ほうとうとうどんの一番大きな違いとは、です。

麺の生地に塩を混ぜるか、混ぜないかで、汁を加えて煮込んだときに、とても大きな差が出ます。

汁にとろけてトロトロ、もちもちで、よく具材ともなじんだ麺がおいしい「ほうとう」。

麺1本1本にコシがあり、食べ応えのある「うどん」。

どちらのもいいところがあって、どちらもとってもおいしいです。

5.まとめ

今回は、ほうとうとうどんの違いについて紹介しました。

この記事を見て、ほうとうのよさをもっと知ってもらえたらうれしいです。

また、吉田のうどんの魅力についても感じてもらえたのではないでしょうか。

ほかにも富士山麓地域の魅力について、ブログを書いていますので参考にしていただければ嬉しいです!